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春香「今日も元気に、今日も元気に」

P「なにぶつぶつ言ってるんだ春香」

春香「うわあっ!」

P「ど、どうした?」

春香「あっいえ!その、なんでもないです!」

P「ちょっ、春香!」

そのまま逃げるように駆け出す、脱兎の如く。

P「…今日汗臭いかな、俺」

事務所を飛び出して、この公園に来た。何度目だろうか。
戻るに戻れない、あれはそんな空気だ。

春香「あの時と、同じ?…違うあの時は、はっきりとしてた」

そう昔ではないこと。自分は名も無いアイドルだった。今よりもずっと新米だった。
そんな少女を、アイドルにしてくれたあの人。
また、会おうと約束してくれたのはいつだったか。
もう、近くには、少なくとも彼女の傍にその人はいない。

春香「あなたは今、どこで…なにをしていますか?」

返事はない。

春香「…なんて、ね」

事務所へ歩き出す。あの人がいて、あの人がいない事務所に帰る。
また、会えると信じて。
2009.05.26 Tue l 自作小説 l top ▲
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