--/--/-- (--) スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スポンサー広告 |


2009/07/10 (Fri) アイドルマスター編、伊織から!

P「いや~昨日のライブ、マジ最高!」

伊織「当たり前でしょう?私がやったんだから失敗するわけないじゃない」

P「本当にな。いや、大したもんだよ」

伊織「素直にうれしいわ、ありがと」

P「それに、最近の伊織なんか良い感じだしな」

伊織「良い感じ?昔から体調は万全だけど…」

P「違う違う。雰囲気とか、そんなのが、こうーぽわーっと」

伊織「ずいぶん抽象的ね」

P「いやだから!なんというか、視野が広くなったってか、周りに気を使えるようになったとか」

そう力説しながら座っていたソファーから飛び上がるP。
それほど、伊織に伝えたいのだろう。伊織が変わったことを。

伊織「前から思っていたんだけど、プロデューサーとしてその抽象的なイメージを言うのってだめなんじゃない?プロデューサーって言わばアイドルの補佐みたいなものでしょう?」

P「うっ…」

伊織「だから伝えたいことは具体的に、かつストレートにわかりやすくが基本じゃないの?」

P「社長にもさいさん言われた気がするな…」

へこみ始めるP。意外と脆かったりするのがこの男である。

伊織「と、説教してみたはいいけど、私は今のあんたの方が」

P「?」

伊織「…(嫌いじゃないわよ)」

素直に好きだと言いたいのに、昔の伊織が邪魔をする、ブレーキを踏む。
自分の気持ちを伝えたとき、それが伝わらなかったときを考える。
それは自分が傷つくと同じだ。そして関係の破綻もまた意味している。
それが恐ろしい。だから、あと一歩が踏み込めなくて、いつも縮こまってしまう。
そんな自分が嫌だった。いつも安全なほうへと逃げ込む自分が無性に腹が立った。
もうやめよう。本当の気持ちを伝えられなくても、今だけは、勇気を振り絞るときだ。

伊織「…」

P「どうした?伊織?」

伊織「…好き、よ」

P「へっ?」

伊織「だから、今のあんたのほうが私は、好き」

P「おおっ!本当か!」

伊織「ええ、本当よ」

P「いよっしゃー!よかったー!かあさーーーーーーーーん!」

一気に元気になるプロデューサー。
本当の意味で好きと伝わらなかった。だけれど。
今はそれでいい。
そう伊織は、プロデューサーの笑顔を見ながら、自分もまた微笑みながら思っていた。

自作小説 |


| TOP |

プロフィール

流ぬこ

Author:流ぬこ
自個偽無、候。
書いたり書いたりしている流ぬこです。
ピクシブなんかでも同じく流ぬこで書いています。
はじめの一歩を見るとオズマ戦でも小橋戦でもどの戦いでも泣けます。はい。

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。