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美希「あついの~とけちゃうよ~」

休日に暇をもてあます美希。
この暑い中、外で遊ぶ気にもなれず家でだらだらしようとしたのが間違いだったのかもしれない。
その前に、学校から出された課題もやらなくてはいけない。いっそう気だるさが美希を襲う。

美希「ううー、プロデューサー、アイス買ってきて届けてくれないかな~」

そんな叶いもしない、願い事を言ってみる。
すると、携帯が鳴り出した。

美希「ん~?誰からだろ」

携帯を手に取る。番号の上に表示されている名前を確認する。

美希「代理P?珍しいの」

とりあえず電話にでることにする。

代理P『どうも。お休みのところ、すいません』

美希「別に暇だったからかまわないの」

代理P『それは良かった』

美希「それでどうかしたの?」

代理P『ええ、それでしてね。実はいま、美希さんのお宅の近くにいるんですよ』

美希「えっ!どうしてなの?」

代理P『仕事の関係でこちらのほうに。それで今しがた仕事も終わったのですが』

美希「へぇー、とりあえずお疲れ様なの」

代理P『お気遣いありがとうございます。それでその先方の部長さんからプールの無料券をもらいましてね』

美希「わあ~!美希プールいきたーい!」

代理P『それなら話が早い。美希さんにこの無料券、差し上げます』

美希「ほんとっ!うれしいの~!」

代理P『今から行くのでしたら、お届けに行きますが、どうしましょうか?』

美希「いくいくー、もう暑さでばたんきゅーしそうなの」

代理P『わかりました。ではいまらかそちらに向かいますので、しばしお待ちください』

美希「代理プロデューサーも一緒にいくの?」

代理P『お誘いは嬉しいのですが、生憎水着が無いので』

美希「ええー、一人じゃつまらないの!一緒にいこうよー」

代理P『と、言われましても。さすがにスーツでプールに入るのも厳しいものが』

美希「…わかったの」

代理P『はい、では今から向かいますn』

美希「今日一日、代理プロデューサーさんとデートするの!」

代理P『…はい?』

自体が把握できていない代理Pに美希はかまわず続ける。

美希「さいわいにもまだ午前中、遊ぶ時間にはことかかないの!」

遊びがからぶと語学力もUPするのが美希の特徴である。

美希「代理プロデューサーはこの後お仕事とかあるの?」

代理P『いえ、今日は私も休みだったのですが、臨時で一件だけ社長に任されたのでこの後は仕事はありません』

美希「ならかんぺきなの!美希の計画にくるいはないの!」

代理P『ですが、美希さんとデートなど、他のファンの方々に悪い気g』

美希「美希より、美希のファンのほうが大切なの…?」

代理P『そういうわけではないのですが』

美希「なら話は簡単なの!さっ、代理プロデューサー!早く来るの!」

代理P『…わかりました。今日一日、お付き合いしましょう』

美希「わーい、なの!」

代理P『あと数分で付きますので、また後ほど』

美希「うん!後ほどなの!」

そう言って自分自ら電話を切る。いてもたってもいられない。
美希は早速、着ていく服を選び始める。
それにプールに必要な水着も。

美希「今日は楽しくなりそうなの~」

上機嫌に鼻歌交じりで着替え始める美希は、アイドルというより普通の女の子だった。
そんな美希もまた、美希なのだろう。

そして彼女はもう忘れていることであろう。
学校から出された課題のことを思い出すのは、課題の提出日になりそうだ。
2009.07.10 Fri l 自作小説 l top ▲
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