--/--/-- (--) スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スポンサー広告 |


2009/09/13 (Sun) ソファーGJ

伊織「たく、あんたいつか訴えられるわよ」

P「いいじゃないかー!気になるものは仕方ないだろ!」

伊織「…仮に私のフィギュアも覗くの?」

P「覗かないの?」

伊織「覗かないわよ!」

鋭い蹴りが炸裂!
ご褒美にしてはきつ過ぎるような気がする。

P「わかったわかった!今度からは人前ではやらないから!」

伊織「そもそもやるなー!」

事務所内でプチ追いかけっこが始まった。
二人とも机のものを落とさないように絶妙なバランスで走り続ける。
二人とも延々と走り続けているのかと思っていたのだが、伊織は天才。
少しずつ少しずつ距離を縮め、だがそれを相手に悟られないようにする。
そして時は満ちた。

伊織「これでチェックメイトよ!」

P「なっ!」

伊織の再び放たれた蹴りがよもや自分に当たるとは思わなかったプロデューサー。
その体はソファーに墜落した。

伊織「これぞ私のちか、って止まれないーっ!」

P「わっ馬鹿!腰にくるって…」

どんがらがっしゃーん!

伊織「あたた…」

一瞬全てが飛んだ。
だがすぐに脳はバックアップを開始して事なきをえた。
そしていまの状況を伊織は把握する。

プロデューサーを下敷きにしている。
体は密着している、顔と顔はお互いの吐息が容易に届くほど近い。
ソファーから転げ落ちないようか、腰にはプロデューサーの手が回されている。
伊織はようやく理解した。いま自分がどんな体勢なのか、またいまこの状況を人に見られたらどんな風に見られるのか。

伊織「…ッ!」

P「イッテテテ、とび蹴りでもなんでもするのはいいがちゃんと後に起こることを想定してやってくれ。これじゃいくつ体があってももたないよ」

伊織「いいいいいいからはな、はなれなさいよ!」

P「伊織が離れなきゃ無理だって」

伊織「ええっ!ああ、そそそそうね」

即座に離れようとする、とふと考えた。
こんなに密着する機会は滅多にない。下手したら金輪際ないかもしれない。
それなのにおいそれと手放していいのだろうか。
少し、ほんの少しくらいなら…許されるはず。

伊織「ご、ごめん。ちょっと体動かない」

P「ええっ!大丈夫か?どこかうってたりしてないか?」

伊織「多分、大丈夫、だと思う…」

P「んー下手に動かすのも危なそうか?」

伊織「う、うん」

P「それじゃー仕方ない、悪いけどしばらくこんな野郎だがよろしく」

伊織「わ、私のほうこそ!ふつふつつかものですがよろしくおねがいしまふっ!」

P「…思いっきり舌噛んだな、大丈夫か?」

伊織「…らいじょうぶ」

幸せのかみ締めすぎにはご用心、です。

自作小説 |


| TOP |

プロフィール

流ぬこ

Author:流ぬこ
自個偽無、候。
書いたり書いたりしている流ぬこです。
ピクシブなんかでも同じく流ぬこで書いています。
はじめの一歩を見るとオズマ戦でも小橋戦でもどの戦いでも泣けます。はい。

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。