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2010/01/16 (Sat) これがシュタインズゲートの選択。

部屋に一人ずっとそうだった。
2010年から1975年にタイムトラベルしてきてからずっと一人だった。
その人生にもじき終わりが来る。そう感じていた。
だが果たして、私は変えられたのだろうか?
重苦しく鎮座しているダイバージェンスメーターに目をやる。
あの数字は変わったのだろうか?それとも変わらずに結局はディストピアが形成される世界に収束してしまっているかもしれない、椎名まゆりを助けられていないかもしれない。
IBN5100は入手した。私の使命は果たした。
これ以上、出来ることはもう何もない。
それがもどかしかった。
「…変えられたのかな」
言葉が漏れた。
その数秒後、携帯が鳴った。
「誰かだろう…」
今メールアドレスには天王寺君、2010年でいう店長くらいしか登録されていない。
理由はないがメールだと確信した。見てみれば、見知らぬアドレスから受信したようだ。
数は全部で3通。胸がトクン、と高鳴った。
私の中では3通は特別だから。だから携帯をこの時代でも持っていたし、メールアドレスも2010年と一緒のものにしていたのだ。受信した順にメールを見る、
「世界線の変動」
「無事完了した」
「鈴羽のおかげ」
半角6文字。ただのイタズラともとれる。
だけど私にとってはそれがなによりも欲しかった言葉。
このメールで私は救われた。
「安易にこんなことするとは…さすが、狂気のマッドサイエンティストだ」
でもこれでわかった。
私の人生は無駄に終わらない。きっとあそこにあるメーターも変動しているのだろう。
安心して目を閉じる。これで次にいける。
肩の荷が全ておりたようで、やけに軽い。心も体も。
「それじゃ今度は私が待つ番だ…」
この数秒後には未来の自分になっているかもしれない。それが楽しみで仕方ない、だからいこう。
「次会うときは、またあのラボで…」
また宴会しよう。

「鈴さんの顔は、そりゃ安らかだったぜ」

自作小説 |


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流ぬこ

Author:流ぬこ
自個偽無、候。
書いたり書いたりしている流ぬこです。
ピクシブなんかでも同じく流ぬこで書いています。
はじめの一歩を見るとオズマ戦でも小橋戦でもどの戦いでも泣けます。はい。

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