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追記はモノ子ss。
ねえモノ子。

なに?

君は僕のことをどう思ってくれているの?

…男?

そういうことじゃなくてさ、どんなふうに感じ取ってくれているのか気になるんだ。

よくわからない。

例えば、僕はモノ子が怖い。

…。

でもたまらなく好きだ。

…ありがとう。

モノ子はそう思ったことある?

あなたのことが好きって?

逆に嫌だと感じたりでもいい。どうでもいいとか、面白いとか。

よく、わからない。

そっか、モノ子にはまだわからないのかな。

そうかもしれない、だけど。

だけど?

えっとね、私は嫌いとか好きとか自体がよくわからないけどね。

うん。

さっきあなたに怖いって言われたとき、胸が痛くなったの。

うん。

でもあなたに好きだって言われたとき、胸が高鳴ったの。

そう。

これが、好きってことなの?

わからない、僕にも詳しいことはわからない。

そう…。

でもね、そう思ってくれてるってことは嫌われてるわけじゃないかな。

…そっか。

あくまで多分だけど。

よかった。

よかったって、なにが?

私は好きとか嫌いとかよくわからないけどね、嫌いっていい感じしないから。

…。
あなたのことが嫌いだったら、私は私が嫌いになったかもしれない。

…。

…ごめんね、自分のことなのによくわからなくて。

泣かなくていい、じゃあさ、一緒に探そうよ。

探す?

うん、モノ子の好きってなんなのか、嫌いってどんなものなのか、一緒に探そう。

…私はあなたの右腕を握っていいのかな?

僕は握って欲しいな。

…いまはね、なんていうか、嬉しい、と思う。

そっか、それじゃこれからはいっぱいそんな感じを探そうよ。

うん。

だから泣かないで、笑おうよ。

…うん、その、しばらくは手を繋いでもいい?

もちろん、喜んで!

ふふっ。

やっぱりモノ子の笑顔は可愛いなー。

…ありがとう。


満面の笑みで二人はずっと、ずーっとお互いの手を離さずに。
好きとか嫌いとか全部ひっくるめて、探しにいきました。
でも結局モノ子は既に…。
ね?
2010.04.18 Sun l 自作小説 l COM(0) l top ▲

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