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エクレア一つ頬張った。口の中には幸せ一杯広がった。
僕の人生というのはおおよそ意味のないものの羅列で構成されていてそれがどうしようもなく真実であるが故に性質が悪い。
でもそんな僕でもエクレア一つ頬張ったら幸せになれる、それくらい簡単に。
それまでの不幸を全て失くすまでには至らないけど、きっとその硬貨は今日一日の疲れたこと嫌なことを吹き飛ばすくらいにはあるんだと思う。ならもっとエクレアを頬張ったらどうなるのか。
きっとその幸福度は減退していつかはただただ増える虚数となって意味が無くなる。
でも一日に一個ずつ頬張るなら減退スピードも落ちて毎日もそれなりに見えてくる気がする。
それでも同じものだと飽きがくるから、また別の違った好きなもの、例えばシュークリム。
こういう風に一日一日にくぎりをつける幸せなマジックアイテムを見つけられたらそれはある意味で継続的な一番のお手軽な幸せなのかもしれない。
その幸せすらもこの世界では意味を薄弱とされてしまうけれど、ならばせめて僕は覚えていよう。
僕の世界のこの幸せは紛れも無い、薄くもなんとも無いただ一つの幸せだから。
おおよそ意味のない羅列の僕が薄弱とした幸せをかみ締める。
その様はどれだけ滑稽で、惨めで、哂えるものかわからないけど、それでも僕は幸せだと思う。
だって普通の人だって意味のない羅列の人生を送る人が多いんだ。その中で僕は、僕だけは無数にはびこるその羅列から弱く儚く薄かったとするその幸せを見つけ出せた、すごい人なんだ。
そう考えただけでなんだか僕の人生の今だけは、意味のある文字の積み重ねに思えてエクレアよりもよっぽど幸せな気分になれた。
2010.12.12 Sun l キケン ガ アブナイ ! l COM(0) l top ▲

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