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そんなラトゥーニss、ラトゥーニ可愛いよラトゥーニ。
ただしリュウセイ、君は出ない。


「あいたたた…」

「無茶しすぎ」

「いや、ラトゥーニが狙われてると思ったらつい援護しなきゃと思って」

「あのくらいなら平気よ」

「でもビルドラプターの装甲はすごく薄いから心配になって」

「それで私に心配されてたら世話、ないんじゃない?」

「うう、面目ない」

「気持ちは、まあ嬉しいわ。でも何度も言ってるけどあの程度なら確実に避けられるから気にしないで」

「まあラトゥーニのほうが僕なんかより操縦もうまいから心配いらないんだけども、どうにも身体が勝手に」

「貴方こそ、装甲に頼りきっていてはだめ。命がいくつあっても足りない」

「おまけにビームコートもついてるからどんどん前に出ちゃうんだよね、あはは」

「笑い事じゃない、その癖直さないと本当に死んでしまうわ」

「ああ、うん。そう、だよね…」

「確かに貴方の機体は回避性能は高くないけれど貴方自身は違う。あの機体であっても相手次第では確実に避けられるようになるはず」

「それはちょっと買いかぶりすぎじゃないかな」

「ううん、貴方は避けられるわ。下手をすれば私以上に、ね」

「ラトゥーニ以上って、そんな人うちの部隊の人でもそうそういないのにまたまた」

「貴方こそ私のことを買い被りすぎ。私はそんなにすごくないわ、ビルドラプターが凄すぎるだけ」

「確かにビルドラプターはすごいけど、それを使いこなしてるラトゥーニも同じくらいにすごいじゃないか。こんなに可愛くて操縦もうまくて大したものだよ」

「…そんなこと」

「あるよ、ラトゥーニは謙遜しーだなぁ」

「…」

「ラトゥーニ?」

「…私が頑張れるのは」

「?」

「私が頑張れるのは、貴方がいるから。貴方と一緒に戦っていられるから。そうじゃなきゃ、きっと私はとっくにビルドラプターと一緒に堕ちてるわ」

「はいっ?」

「だから貴方がいなくなったら私は頑張れない。だから私は貴方に生きていてほしい、でも貴方は危うい」

「あ、ええと」

「正直に言うね、私をかばってくれること、とても嬉しい。けどそれ以上に怖くて仕方ないの」

「で、でも」

「聞いて。無理に私を守ってくれること。それは、貴方の自分勝手な心を満たすためだけ、ただのエゴ」

「…」

「そんなエゴで貴方が死んでしまったら、私は…私はどうすればいいの?」

「ご、ごめん」

「謝るくらいなら、あんなことしないで。お願いだから…」

「…ごめん」

「貴方が私を守りたいと思ってくれている時、私だって貴方を守りたいと思ってるの」

「そっか…」

「…ごめんなさい、言い過ぎたかもしれない。でも伝えておかないと、これ以上は見ていられなかったから」

「ううん、ラトゥーニの本心を聞けて俺は嬉しかったよ。でもそんな風に考えてくれてたんだ、うれしいなぁ」

「…出来れば忘れてほしい」

「どうして?」

「今、恥ずかしくて死んでしまいそうだから」

「なら忘れない」

「…いじわる」

「あはは。でもいじわるだけで忘れないんじゃない、ラトゥーニが今言ってくれていたことは確かに大切なことだから」

「…うん」

「ラトゥーニ」

「何?」

「心配してくれてありがとう」

「うん」
2011.06.07 Tue l 自作小説 l COM(0) l top ▲

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