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「なあ関口」

「…」

「なあってばー」

「なんですか?」

「関口はさあ、なんでこの部活に入ってくれたの?」

「…忘れました」

「あら、そうなの?そっか」

「何で急にそんなことを?」

「いやさ、関口って部室来ても本読んでることが多いから。それなら他の部活でも良かったんじゃないかって思って」

「…」

「どうして囲碁サッカー部なのか、と思ってさ」

「理由」

「ん?」

「理由がなきゃ、ここにいてはだめですか?」

「全然」

「…は?」

「だって関口だよ?俺が関口を部室から追い出す訳ないじゃん」

「…」

「今となっては二人だけになっちゃったし、もしかしたら関口も辞めるかもって実は思ってたりしてな、あはは!」

「辞めません」

「本当?」

「ええ、だってここには、この部活には…」

「部活には?」

「部長」

「ん?」

「部長がいますから…」

「…」

「…」

「…はっ!」

「…」

「関口…」

「…あまり見つめないでください」

「関口ーっ!」

「だ、抱きつかないでください!」

「ずっと一緒に囲碁サッカー部やっていこうなー!」

「え、いやその、部長となら、ずっとでもいい、ですけど」

「イヤッホー! よっしゃー! 囲碁サッカー部万歳! それじゃ関口!」

「はい?」

「これからもよろしくな!」

「…はい」


「なんてことになってるんだろうなぁ、はあ空気が読めるのも大変だよね。でもま」

―――末永く爆発してね、お二人さん

「おーい小木、帰ろうぜー!」

「あいよー」
2011.07.15 Fri l 自作小説 l COM(0) l top ▲

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